ホーム » NARUMIボーンチャイナについて
NARUMIは国内初のボーンチャイナ量産化を成し遂げたボーンチャイナのパイオニアとして、豊かな食卓をご提供することを目標としています。
ボーンチャイナは、1748年にイギリスで初めて作られました。 原料の土に骨灰を混ぜて製作していたので、後にボーンチャイナと呼ばれるようになりました。歴史上では、その美しさと丈夫さから王室や貴族などに重宝され、高価な陶磁器として使用されてきました。 現在では骨灰そのものではなく、人体に無害なリン酸カルシウムを混ぜて製造され、変わらぬ美しさを世界中から認められています。洗練された最高級のホテルやレストランにふさわしい特別な食器として選ばれています。
鉄分が少ないリン酸カルシウム原料を多量配合することで、白さをより際立たせています。また、リン酸カルシウムは焼成後にガラス質を生成し、かざした手が透けて見えるほどの透光性を生み出します。
焼成する際の治具にこだわることで、積み重ねたときの「端ぞろい」が優れています。ボーンチャイナは通常の磁器に比べ収縮率が大きく、かつ成形性が悪いため生産が難しいと言われてきましたが、1965年に日本で初めて原料の特許化とボーンチャイナの量産化に成功し、安定した供給体制を整えました。
美しい釉面を実現するために、自社開発のフリット釉薬を使用しています。そのため、一般磁器の生釉薬よりも低温で溶けるので、釉面がより滑らかになり高い光の反射を生み出します。 フリット釉は絵具の溶け込みが良く、鮮やかな発色と繊細で柔らかな濃淡表現を実現します。 また、いち早く環境問題に取り組み、1993年には無鉛釉薬の特許を取得、日本初の量産化に成功しています。
ナルミボーンチャイナで作られた食器に関するお問い合わせはこちらのフォームからお問い合わせください。